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★No.7  「目玉焼き」を英語で言うと… 南アフリカ編 ・ 

 前回に引き続き、遠征で訪れた南アフリカでのエピソードを紹介します。一般的に外国のホテルでは朝食がバイキングスタイルになっています。パン、卵料理、野菜、フルーツ、乳製品などの料理が並び、自分の好きなものを好きなだけ選べるようになっています。私もいろいろな国でその国の「朝食」を食べてきましたが、中でも南アフリカで食べた朝食は種類が豊富で盛り付けも美しく、とても美味しい料理ばかりでした。サービスも行き届いていて、卵料理はお客の要望に合わせて目の前で調理してくれます。さて、そこで問題。「目玉焼きを下さい」と英語で注文することができますか?オムレツやスクランブルエッグはそのまま伝えればいいのですが、「目玉焼き」は通じません。私の今までの経験で、日本のホテルのバイキングで選手が一番好む朝食の卵料理が目玉焼きだったので、事前にチームの通訳さんに「目玉焼き」をオーダーする時の言い方を聞いて選手に伝えておきました。「目玉焼きを一つ下さい」は「Sunny side up, please.」と言います。この言い方で、私も含め選手も困ることなく目玉焼きを食べることができました。この遠征で一番使った英語かもしれません。(毎朝のことですから、、)
このとき、食に関する英語くらいは話せるようにしておきたいな。と思いました。選手から料理名や素材についての質問があったとき、ホテルの人に確認をする必要があります。その度にチームの通訳さんを呼んで訳してもらうには時間もかかるし、私自身で聞きたいこともたくさんあります。また、現地のスタッフとコミュニケーションをとることは質の高い仕事にも繋がると思います。早速帰国後、英語のメニューを見て料理がイメージできるようになるところからスタートしています。


毎朝、目玉焼きを焼いてくれたシェフ。朝から満面の笑みで選手を出迎えてくれた。1人分ずつ焼くパンケーキも絶品!!


朝から多種のメニューが揃い、朝は食欲のない選手もしっかり食べられる。盛り付けやレイアウトも食欲をそそる。



シリアルの種類も豊富。トッピングにナッツやドライフルーツが選べて栄養のバランスも考えられている。


パンやマフィンなどはホテルで焼いているところが多い。 とても美味しく、部屋に持ち帰る選手もいた。


 

 

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