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 勉強会の報告(第16回)


【第16
回】

1)日時:平成18年9月17日(日)

2)テーマ   現場でよくある質問に対する答え方・アドバイスのポイント
         

3)参加人数:25人

  今回は、スポーツの現場でよくある質問に対して、どのように答えたら良いのかを実例を交えてご紹介しました。食事のアドバイスを行う時は、相手の食生活=プライベートな部分を伺うことになりますので、多くのは配慮が必要となってきます。私の経験談をご紹介しながら進めていきました。


■ 実習1

次の質問に答えてみましょう。
Q,痩せたいけどどうしたらいい?
A.・・・・・・・・・・

さて、あなたはどうのように答えましたか?
ここで大切なことは1、相手の話を充分に聞く 2.自分の知識を伝えて自己満足して終らない 3.相手を変えようとしない ということです。

■ 栄養士が伝えたいことと、聞いた人の心を探ってみましょう。

栄養士は、アドバイスをする時に1、自分の知っていることを伝えなければ 2.相手を正しい方向に向けなくては 3.とにかくアドバイスをしなくては という気持ちでアドバイスするケースが多いようです。しかし、聞いている側(選手)は、1.自分の話を聞いて欲しい2、自分に共感して欲しい 3.得する情報を得たい という気持ちで聞いてきます。
ここで、話す側と聞く側の気持ちのすれ違いがあるのに気が付きましたか?

これが、、、、
栄養は難しい、改善できない、栄養士は頭が硬い、、などという印象を持たれることがあります。

さて、ここでどうのようにアドバイスをしたらよいのか、、、について、勉強会では詳しく勉強をしました。ポイントは相手の話を良く聞く事です。相手を変えようとしないで、相手の立場になって物事を考えていく姿勢が大切となってきます。

そして、アドバイスをする時は必ず一つは「褒める」ことを忘れずに。良くない習慣、改善点ばかりに目を向けるのではなく、良いことを見つけて、継続してもらうことも大切なアドバイスです。


トヨタ自動車ヴェルブリッツ 見事勝利!!



勉強会の参加者の中で、希望者の方に瑞穂競技場にてラグビーを観戦して頂きました。観客席まで、人と人がぶつかる音が響いてくるラグビーには迫力を感じたようです。
ご協力を頂いたトヨタ自動車のスタッフの方々、ありがとうございました。



※最後に、アンケートから参加者の方の声を紹介します。

○普段、栄養指導を行う時に「また、やってしまった」と反省している内容がたくさんできていました。何を伝えてなければとか、問題点を見付けなくては、とついつい思ってしまいますが、“相手に考えてもらう”ことを大切にしていきたいと改めて思いました。また、相手を尊重することを大切にしたいと思いました。 (吉野昌恵)

○自分の今までの接し方、アドバイスの仕方がとても自分基準の一方通行だったなというころに気付かせてもらいました。教えなきゃ、という焦りで相手の要望を知る努力を忘れていたと思うのでそこからまたまずは変えて明日から頑張りたいと思います。(堀 早紀子)

※参加者の皆様にはアンケートにご協力して頂きありがとうございました。参加者のご意見・ご要望は今後の活動の参考にさせて頂きます。


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