〒466-0837 愛知県名古屋市昭和区汐見町4-1

TEL&FAX :052-832-5851

E-MAIL: shouwabi@shouwa-museum.com

当館についてABOUT US

昭和美術館について

 昭和美術館は、設立者である後藤幸三が長年に亘り収集した書・茶道具を保存・研究・公開に供する目的で、昭和53年5月に名古屋の南東、八事にほど近い地に開館致しました。館蔵品は重要文化財4点を含む約800点、うち80%が茶道に関するものとなっています。

 2200坪の敷地内には池を中心に3つの茶室が点在し、その1つには「南山寿荘」(なんざんじゅそう(愛知県指定文化財)内茶室「捻駕籠(ねじかご)の席」がございます。
 「捻駕籠(ねじかご)の席」は、尾張藩家老を務めた渡辺(わたなべ)規綱(のりつな)の別邸として、名古屋を流れる堀川の東岸に江戸時代後期に建てられた邸宅内の茶室です。渡辺(わたなべ)規綱(のりつな)又日庵(ゆうじつあん)の茶名でも名高く、裏千家11代家元玄々斎の実兄として知られた人物です。
 その邸宅の一部、茶室「捻駕籠の席」と書院が、昭和10年に現在の地に移築され、その後「南山寿荘(なんざんじゅそう)」と呼ばれるようになりました。「捻駕籠の席」は指定日に見学日を設けてあります。事前の御予約で内部をご見学頂けます。「南山寿荘」は毎年11月3日に御予約不要で内部をご覧頂けます。

「捻駕籠の席」ねじかごのせき)内部のご見学には予約をお願いしております。
予約方法は 捻駕籠の席ご見学について  また施設利用として、茶会や各種会合、展示会等に庭園内茶室及び多目的にお使い頂ける別館の貸出しを行っております。 庭園は、池を中心に自然林をいかした侘びさびの風情ある茶庭になっております。

 昭和美術館の運営は公益財団法人後藤報恩会が行っています。 
 昭和美術館外観↑  
庭園の様子↑

公益財団法人 後藤報恩会

|所在地      愛知県名古屋市昭和区汐見町4-1
|理事長      後 藤 邦 之
|昭和美術館館長  澤 幸 輝

|沿革
  昭和13年12月19日 後藤安太郎により、一般救恤並びに社会福祉増進を図る
             ことを目的として後藤安財団法人を設立
  昭和34年      後藤報恩会に改称
  昭和53年      昭和美術館開館
  平成24年4月1日  茶道を始め文化および芸術の振興に寄与することを目的に
             公益財団法人後藤報恩会として登記 
 
開 示 資 料
定  款(PDF)
 
「南山寿荘」玄関前にて
後藤幸三 1968年7月
 昭和美術館設立者 後藤幸三について

 財団法人後藤報恩会は初代理事長、後藤安太郎の喜寿の記念に昭和13年12月に設立致しました。
 後藤幸三(1881年〜1977年)は明治14年に後藤安太郎の長男として、現在の岐阜県海津市に生まれました。第2次世界大戦前に、名古屋の地で国産自動車の開発事業に携わるなど、産業の発展に努めました。また昭和16年(1941年)には、当時理事長を務めていた財団法人後藤安報恩会の事業として、自身の所蔵する「紀州本万葉集」の複製本を作成し、全国の教育施設へ寄贈を行うなど、文化の普及にも関心を持っていました。
 茶道、書に関心をもち、若い頃から父や妻とともに茶道具、書を収集し、これらの美術品を多くの方々に展観いただける施設の設立を願い、生前の住まいとしていた「南山寿荘」のある地に美術館を設立する準備を進め、自身の没した翌年に、昭和美術館が開館致しました。

公益財団法人後藤報恩会 昭和美術館

〒466-0837
愛知県名古屋市昭和区汐見町4-1

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