今回は元Jリーガー、現在はサッカースクールのコーチとしてご活躍の鈴木正治氏をご紹介致します。今でも現役時代と変わらないサッカーテクニックと温厚な人柄で多くのサッカー少年を魅了しています。
鈴木 正治さん
略歴 |
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【出身】 |
静岡県焼津市 |
【選手歴】 |
1993年 横浜マリノス入団
Jリーグベストイレブンに選ばれる
1995年 日本代表に選ばれる
1997年 名古屋グランパスエイトに移籍
1999年 引退
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【現在】 |
(有)シュートに所属し、全国で子供から大人を対象としたサッカースクールのコーチを務める。B級ライセンス(サッカー協会公認)を取得し勤勉で熱心な指導は評価が高い。
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Q1.
現役時代、食生活を見直すきっかけになったことは何ですか?
膝のケガをした時に1人のトレーナーと出会いました。そのトレーナーの元でリハビリと食生活の改善を2週間徹底的に行いました。食事は油ものを控えて、さっぱりした和食中心の食事を続けたら、たった2週間で驚くほど身体が変わりました。体脂肪が減って筋肉量が増えたことで今まで感じたことのないくらいに身体のキレが良くなったのです。この時「食事でこんなに身体が変わるんだ」ということを実感しました。それまではおいしいもの、好きなものを食べていましたが、この体験を機に身体に良いものを食べようと意識が変わりました。
Q2.
食生活を変えて体調が変わったと感じたことはありましたか?
以前に比べて肉離れなどの軽いケガが少なくなりましたね。また、体重(体脂肪率)の管理をするようになってから、腰にかかる負担が軽減されました。体調は、良い時と悪い時とのムラが減ったように思います。
Q3.
料理を作ることはありますか?
身体作りの為に食事が大切だと実感してから、自分でも料理をするようになりました。始めは慣れないことで大変でしたが、だんだんと作ることが楽しくなってきました。今では簡単な料理なら作れますよ。外食ばかりでは偏ってしまいますからね。。
Q4.
スポーツの現場で働く栄養士さんに求めることはありますか?
サッカー選手は人見知りする選手が多いので、話しやすい人だと安心しますね。サッカー選手のことを理解してくれて、選手の立場になって話を聞いてくれる人だと心を開きやすいと思います。特にケガをした時は不安で心細いものなので、親身になって話を聞いてくれて的確なアドバイスがもらえるとやる気も出て前向きになれますね。一方、理想だけ押し付けるようなアドバイスは食事の大切さに興味を持ってもらえない結果となってしまうかもしれません。
Q5.これから自分の経験からどのようなことをサッカー少年に伝えていきたいですか?
自分は多くの経験をしてきましたが、それを子供たちに押し付けるのではなく、子供たちが自分で考えてプレーができるような環境を作っていきたいですね。また、サッカーを通して、楽しんだり、喜んだりできることを伝えていきたいです。ただ単にサッカーが上手くなる為に教えるのではなく、ここでの経験・体験が子供たちのこの先の人生のプラスになるとうれしいですね。僕自身、日々子供たちから多くのことを学んでいます。

さて、次回はどんな方が登場するでしょうか?お楽しみに・・・
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